« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »

2020年7月

コロナ禍に俳句大会中止 その後

コロナ禍に俳句大会中止 その後

 

今日帰宅したら、山形から50cm×70cm、

厚さ10cm程の大段ボールが届いていた。

 第63回全国俳句山寺大会の事務局からであり、

中を開けたら、山の容のガラスに名前入りの盾と

表彰状と額のセットが入っていた。

 応募作の中から中央選者代表のすずき巴里氏の選句

として、

 

  特選 残雪や蔵王の天に鷹ひとつ    学

 

の賞品であったのである。

すずき巴里氏は「ろんど」主宰、

第二回 角川全国俳句大賞受賞者。俳人協会評議員。

    月山の機嫌良き日や芋煮会    巴里

 

 

又 中央選者 大谷弘至の選句として

 

  佳作 仏とも鬼ともなりし虚子忌かな   学

 

大谷弘至氏は 「古志」主宰、

長谷川櫂氏の俳誌の二代目主宰である。

 

尚 応募作品はこの2句(応募料千円)だけであったが。

すごくいいコスパである。そこなの。

「7月12日予定の大会は紙上大会に変更になりました。」

宮城県では全国壺の碑俳句大会10月

全国松島芭蕉祭俳句大会11月に予定されている。

 

 

又、仙台一高楡の会通信(笹川進編集長)による

楡の会通信に 記事を載せてくれた。

 

赤間 学君の俳句 NHKに入選

 

 楡の会俳句部宗匠の赤間 学君の句が「NHK俳句」の

入選句に選ばれました。

小澤實選の入選5作の中に選ばれたもので、

全国放送(Eテレ・日曜日午前6時35分から)の

応募総数を考えると凄いことです。

残念ながら放送は終ってしまいましたが、

現在発売中の「NHKテキスト 俳句」8月号に

掲載されています。

赤間君の句は他の選者の佳作にも入っています。

下が赤間君の作品です。

・小澤 實 選 入選作 兼題「夏」

 接岸時大タイヤ凹みたる夏

・対馬康子 選 佳 作 兼題「蛇」

 大空に蛇のうねりとばらの棘

・西村和子 選 佳 作 兼題「さくらんぼ」

 さくらんぼ食うてつぶやく国ことば

 

 

又 コロナ禍で中止の高校野球大会の代替えが

宮城県であり、東北大会までするらしいが、

今回 母校、硬式野球部宮城大会ベスト4進出

 夏の甲子園大会に替わる東北地区高校野球宮城大会で、

仙台一高はベスト4に進出しました。

実に35年ぶりとのことで、

1回戦のタイブレークに勝って波に乗ったようです。

残念ながら準決勝で仙台育英に敗れましたが

久々の快挙です。

 因みに戦前からだと三回甲子園出場校である。

 

1回戦  仙台一高 2-1 小牛田農林

2回線  村   田 1-8 仙台一高

3回戦  登  米 0-7 仙台一高

準々決勝 古川工業 3-5 仙台一高

準決勝  仙台一高 1-7 仙台育英

決 勝  仙台育英  -  仙台

 

 因みに55年前、2年生の時、高橋投手を擁して

宮城県内の準決勝も仙台育英に9回に高橋投手が

脚がつってしまい、交代投手の不出来で逆転された

事を思い出した。昭和40年の夏であった。

あれから甲子園は遠くなった。

因みに私は野球部をから陸上部へ入り直して

第20回大分国体の100m等の国体選手として

出場、準決勝までであったが、一緒の斎藤氏は

やり投げで3位になった。

この二人は共に野球部に入部したが

斎藤氏は中体連で準優勝投手であり、私は捕手であり、

二人は同じ下宿先(成田町)で一緒に陸上部へ。

もし二人が残っていたら甲子園へ行けたかなとも。

それなりにいい思い出である。

 

 

尚 近作 俳句を

 題 「甘酒」

 

不条理に反抗す甘酒のもと

神棚に一日祀りて一夜酒

ままごとの三三九度の一夜酒

コロナ禍に効いてをくれよ一夜酒

甘酒を大人は呑まぬといふけれど

 

 

  題 「水引の花」

水引の花蒼天に吊るさるる

水引の花見るかたちして眠る

水引草蝶の迅さに呆れけり

水引の花棲みつきし白蛇かな

朝起きて股ずれかゆし水引草

しらじらと朝のまたれり水引草

一切に微笑たやさずに水引草

水引の雨にみごもることもなく

ポスターの目の追ひきたり水引草 

一山を神として水引の花 

 

 一方  青磁会への投稿予定句  学

 題「残暑」「遠」

 

  伝承碑のうすれし文字の残暑かな

 

  天空のいのちのこゑや遠花火

 

 

  頭より滝のシャワーを浴び登る

 

  山毛欅林の滝に宿りし水の神

 

  潮の香の憑きしマタギや夏霞

 

  石滝の右手の崖の苔清水

 

  干草の香りすなはち秋のこゑ

 

 

 一方 又 仙台一高楡の会俳句部投稿予定句  学

 題 「雷」「無」

  雷の奔る地球の夜明けかな

 

  涼新た本出してまた無一文

 

 

  ジャスミンの香の呼び覚ます昔かな

 

  干草の香りすなはち秋のこゑ

 

  白神をぬけて海ある初秋かな

 

  今回はこんなところで楽しんでいます。

 

 

 

そうだ。仙台七夕は8月6~8日 今年は中止だが。

 題 「七夕」

 

  七夕や星はいずれも濡れゐたる  

 

  七夕や寝て一畳の大宇宙

 

   七夕の星に祈りし千羽鶴

 

     折鶴に息吹き込みて吹き流し

 

     七夕を涼しと思ふ心かな

 

    下駄履きの音の軽さの七夕や

 

     七夕や星の湧き出て柘榴裂け

 

    七夕の夜風も恋の名残かな

 

     七夕の短冊蝶の翻がえり

 

    七夕にきて父母の蘇える

 

   七夕の喨々とありアーケイド

 

    七夕や仙台の軒ひろやかに

 

    星に出て竹に飾りし七夕よ

 

   七夕の浴衣流るる仙台よ

 

   恋唄の聞こへ七夕竹撓る

 

   七夕の群れゐてふつとちりぢりに

 

    七夕の晴ゆく空に迎へられ

 

     七夕の竹青空の匂ひして

 

     棚機の五色彩る織りの糸

 

     笹の葉の穢れ清める吹き流し

 

     仙台の七夕恋し千羽鶴

 

    七夕の笹に祈りの重さかな

 

    七夕竹立つ地は西日ビラまかれ

 

   七夕やたそがれに又よひやみに

 

   七夕の夕闇ゆるく上りけり

 

    七夕に揺れゐて脛の白さかな

 

    七夕の短冊雲に懸かりけり    

 

    あまびえの絵姿や七夕流し

 

    笹飾る空に蹄の音消ゆる

 

    鎮魂の碑の校舎笹竹飾る

 

    七夕の月海光としてあそぶ

 

    七夕の禊なりけり馬洗ふ

 

   藍の風街ゆく仙台七夕

 

    七夕や折鶴に息吹く込みぬ

 

    アルタイトとベガ夢叶えたるこの世にも

 

    七夕の扇に汀子七句帖   

 

    藍の風街ゆく仙台七夕

 

     亡き父よ母よ兄貴よ星祭

 

    見るからに五色の川の吹き流し

 

    -熟睡児の水やはらかに星祭

 

 

 

 

| | コメント (0)

死の権利、尊厳死、安楽死を認めるか

死の権利、尊厳死、安楽死を認めるか

 

令和2年7月23日は海の日、24日はスポーツの日、

コロナ禍による地球規模の感染が蔓延していなければ

東京オリンピックの開会式日であった。

 23日に午後8時よりネット配信で世界へ報道された。

国立競技場に一人、白血病克服の池江選手の白服の姿、

勇気と絆の希望のメッセージを発信した。

結果として梅雨寒で、九州北部を中心に豪雨もやって

くる日の式典で大変だったろうとも思うが。

 来年も同じ日程で決定したが、コロナワクチンが年初から

実施できる体制ができそうであるが、世界の情勢はどうなって

いるかで、開催の是非が決定する筈である。

 新聞社に勤める義娘が、6月始めに妻(義母)に電話で五輪は

無理になったようですねと話していたとの事でしたが。

 テレワークも一日だけで、後は四谷から大手町の本社へ息子と

一緒に通勤しているとの事である。

 

 さて、23日に一斉に報道されたのが、ALS嘱託殺人、

安楽死殺人罪に問われた医師2人の逮捕である。

 ALSは体を動かすための神経に異常が生じ、全身の筋肉が

動かせなくなる進行性の難病。

 逮捕された一人が(仙台市)・名取市で開業医の大久保愉一医師

は北海道出身、42歳、弘前大出、厚生労働省技官、2年前から

メンタルクリニックを開院、終末期の在宅ケアに取り組み、

ブログには治療を頑張りたり方はサポートしますとある。

又開院した名取市には宮城県立ガンセンターの病院がある。

 もう一人は東京の山本直樹医師、二人は15年前、電子書籍で

「扱いに困った高齢者を『枯らす』技術」を出版。

大学は違うが、医学部系だけの東日本大学体育大会等の部活が

同じで知り合いになったらしいが。

  事件は被害者がSNSに吐露、「林優里51歳」さんのブログに

「早く楽になりたい」とあった。

「指一本動かせない自分みじめ」とも

それにツイッターで安楽死容認の投稿をしていたのが大久保被告。

 日本では安楽死(積極的安楽死)の問題は、1991年の医師の

殺人罪で有罪後に、安楽死を認める4要件が示された。

「耐え難い肉体的苦痛」「死が避けられず死期が迫っている」

「肉体的苦痛を除去・緩和する他の方法がない」

「明らかな意志表示」

 がその後の司法判断の基準となった。

 いつものようにいずれも患者の主治医が病室で行為を行っていたが、

今回は自宅で薬物を投与して、又、アルバイト感覚で、

数百万円の報酬を得ていた等、以前とは大きく違う。

事件は事件としての判断が大切であるが、

 

安楽死の問題は超高齢社会の日本の課題でもある。

私は未だどうするかは決めかねているが。

家族に迷惑はかけたくないのが真実である。

だから、迷惑がかかるぐらいなら安楽死を選ぶだろうが。

 死の権利は認める方向で考えてみたい。

 

尚 自身もALSを患者のれいわ新選組の舩後靖彦参院議員のコメント。

「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、

何よりも大切と。

どんなに障害が重くても、重篤な病でも、自らの人生を

生きたいと思える社会をつくることが大切だと。

「生きたい」と言いにくくさせ、当事者を生きづらくさせる

社会的圧力が形成していくことを危惧するとの事。

 コロナ禍の新時代は、貧しい層に皺寄せが及ぶつつある。

 弱い人々に寄りそう姿勢こそがいつの時代も重要で必要である。

 

 

 

 > 近作俳句を

 

大らかに廻る地軸や大西日

 

泰山木の花遠き日の如く

 

炎火を待つ少年の葉切傷

 

青葦原をさざなみかよふ夏衣

 

ことずてのとどく夕べや花水木

 

早立ちのひとにおにぎり柿若葉

 

メール打ち音沙汰のなし蝮草

 

郭公や久しく巻かぬ掛時計

 

淋しさにまた眼をあける啄木忌

 

星々の七夕竹をつたひくる

 

風鈴の一音落ちて暮れにけり

 

蛍火の足元こころもとなくて

 

巣穴より外をうかがふ青葉木菟

 

夏雲の湧き出る海の海豚かな

 

白雲の流れ流れて大夏野

 

花桐の空に渚をのこりけり

 

梅雨の入金魚の朱を流しけり

 

昼寝して壷のくぼみのあからみて

 

あじさゐの裏おもてあり阿弥陀仏

 

 

 

  「題  氷菓」

 

ばばへらといふも懐かし氷菓売

 

荒れはじむ海を見てゐる氷菓売

 

氷菓売国道沿ひに並び立つ

 

パラソルの農家の婆の氷菓売  

 

埠頭来る猫を見てゐる氷菓売

 

青いコックコートの菜の花バスタ

 

自転する地球のすみの氷菓売 

 

氷菓にて汗を殺すといふ次第 

 

歯のたたぬアイスキャンディー舐めてゐる

 

荒波の崩れ氷菓の汁垂るる

 

子の舐めて氷菓の棒を母の手に

 

氷菓舐め無人機の苗田へと植う

 

氷菓舐め妻と孫ゐる極楽よ

 

氷菓舐め眼下仙台城下町   

 

氷菓舐め受賞俳句を愛で至る 

 

アイス冷たし太陽は天上へ

 

古希越えて氷菓の席をあたためる

 

消毒の手にぼたと落つ氷菓かな

| | コメント (0)

仙台一高楡の会俳句部 選句及び講評から

仙台第一高楡の会俳句部 選句及び講評から

               赤間 学

 

天 26 梅雨晴間白く大きく月ひとつ

 今年の梅雨は梅雨らしく、長雨が続いていますね。

さらに九州を中心に豪雨被害・洪水被害をもたらしています。

この句はそんな中で、梅雨の晴れ間に、

雨に洗われて塵一つないすがすがしい空に、

白い大きな月が出ているという感動の風景を

詠まれておられます。

何でもない昼の白い月ですが、季語の梅雨晴間によって、

その存在がなんと大きな造花となっている事か。

 たわいもない日常の中から一瞬のひらめき・配合により

非日常を獲得する事も俳句の良いところだと思います。

 俳句とはかくありなんという句ですね。

 

地 52 巴里(パリー)祭魔女か女神か帝都の覇

 「パリーさい」「パリまつり」という言い方もありますね。

1789年バスチューユ監獄襲撃事件を発端としての

フランス革命記念日、七月十四日の事ですね。

作者のドラマチックな出来事の背景を踏まえ、

俳句的展開で表現しようとする意気込みは

凄まじいものがあると思います。

作者の独自性が活かされているかどうかは句ごとに

違うでしょうが。

中七下五の「魔女か女神か帝都の覇」と畳み込む言葉の

リズムと勢いとシニカルさに驚嘆します。

巴里祭は「パリーさい」と読まなければならない語感ですね。

圧倒される佳句ですね。

 

人 2  昼寝して洛陽ほどの夢の跡

 「昼寝して」さあ、どう作句するかが問題ですが。

作者は、 古くから長安と並ぶ中国の都である

「洛陽ほどの」の言葉で覚めて、句になった。

それが「夢の跡」としたので更にその効果が活きた。

雄大で知識欲に溢れ楽しい句ですね。

こんな男気のある句をどんどん期待しています。

所詮、人生は夢の中の出来事であるのであるから。

 

佳作4  白神の葉擦れ聞きつつ昼寝かな

 「白神」とくれば取ってしまう悪い癖があります。

ましてや今、「白神山地」というテーマで、

今年は俳句を製作中である身であるので。

 白神山地の山毛欅の林の葉擦れを聞きながらの

昼寝とは、あこがれてしまうね。

そんなロッジでの生活と金鮎釣りの渓流に過ごせば、

最高だね。

去年 フェイスブックに白神山地に登山している

写真をみたような。

それにしても場面が場面だけに昼寝、それだけでいいね。

 

佳作32 灯りけり青い地球に月見草

 詩情豊かですね。

灯り、それは地球の月見草だねと詩的な表現をされて、

対象を絞った傑作だね。

夕暮れに白妙の花を咲かせて、朝には薄紅をさして

散ってしまう一夜花、月見草の儚さも、

青い地球の儚さと響いていますね。

 

佳作38 空蝉の透きとほる眼を訝しむ

 上五中七の「空蝉の透きとほる眼」という詩的発見がありて、

句を作る切っ掛けになったと思われますが、

下五の「訝しむ」(いぶかしむ)とした事で、

俳句的な評価が分かれるような気がします。

俳句は自分の感情の押し付けでなく、結論でなく、

各人の解釈・鑑賞に期待する文芸のように思います。

そこに余韻も含まれるでしょう。

又、自分の感情の言葉を使わずに、より一般的にわかるように

語る事はできないか推敲する事も大切と思います。

 参考まで

  訝しむ透きとほる空蝉の眼を

  空蝉の眼しつかと透きとほる

 

佳作11 途切れなく窓打つ雨や昼寝覚

  上五中七と下五との二物衝撃、取り合わせ、配合の句ですね。

 途切れなく窓打つ雨や / 昼寝覚

上句と下句との離れ具合がどうかが、ポイントですが、

離れ過ぎているような感じでとらえる向きもありますが、

上級者の技あり俳句の匂いがします。

俳句の本来の姿、意味を追わない事。

新しい昼寝覚の俳句になっていてとてもいいと思います。

 

佳作39 水母に似たり行く末の我が身かな

 こちらは水母のふわふわした姿と行く末の自分の姿

に似ていると感じた時の素直な気持ちを俳句にした

共感のもてる俳句に仕上がった。

 

佳作35 万緑を映すわらべの瞳澄み

 きれいな句ですね。

 万緑の森に遊んでいるわらべの瞳を見るとなんと

まあ澄んだきれいな目だこと感動しことを詠んだ句ですね。

 参考まで

 万緑の中澄みとほるわらべの眸

 

佳作34 杉林蔦のからみし草いきれ

 下五の「草いきれ」は晩夏の季語で、

夏草のむっとする匂いのこと。

「いきれ」とは、蒸れてほてること。

杉林に蔦がからんでいる状態からの連想と思います。

読者を信用して連想逞しく、季語をもっと離れた季語

にした方が良いように思いますが。

 参考まで どの辺を目指すか。

 バンガロー蔦のからみし杉林    近

 仏法僧蔦のからみし杉林      中

 水虫や蔦のからみし杉林      遠

 

 

尚赤間学の投稿句  題 昼寝  皮 雑3句

 

> 昼寝して壺のくぼみのあからみて

 

> 黒革の手帳泉は砂を噴く

 

> 炎火を待つ少年の葉切傷

 

> 大らかに廻る地軸や大西日

 

> 氷雨去る海はひかりの棘に覚め

 

 

 

 

 

 あとがき                    赤間 学

 

 藤井七段が十七歳で棋聖戦勝利、

最年少タイトル獲得記録を更新した。

今の気持ちを色紙に「探求」と表した。

あくなき挑戦心をもって探求する決意のようである。

この「探求」はスキーの三浦雄一郎さんのお父さんも

本人も目指していた事であった。

やはり幾つになっても探求心が必要である。

それを愉しめる人が時代を駈けるのであろう。

徹底的に検証する探究心が重要である。

俳句においてもそうでしょうが。

難しい注文のようであるが。

更に新型コロナ禍の時代、仙台市で十人以上の感染者・

東北工業大学の学生達がクラスターに。

大学が授業しているとは、オンライン授業か、

10月からの授業かとも思っていたので更にびっくり。

そんな中、それなりに俳句で「明るく」

生きていけたらとも思うこの頃である。

 

暗唱句

鶏頭の十四五本もありぬべし        子規

死火山の皮膚つめたくて草いちご      飯田

いくたびか馬の目覚むる夏野かな      福田

子に送られて朝越ゆる夏の川        広瀬

樹といれば少女ざわざわ繁茂せり      金子

蛍のにほひは龍神と母のにほひ       中村

帯へ袂へ指入れてみて祭の子        中村

うす繭の中ささやきを返しくる       平畑

海へ蝉声海からは何も来ず         鷹羽

つき放す鉄扉夏痩はじまれり        林

登りたる山また遠く神となる        山口

走馬燈草いろの怨流れゐる         友岡

一人居の廻燈籠灯を入れぬ         高浜

病み痩せて長き手足や走馬燈        石田

生涯にまはり燈籠の句一つ         高野

黄泉の子もうつせみの子も白絣       能村

頂上や殊に野菊の吹かれ居り         石鼎

夢の世に葱を作りてさびしさよ       耕衣

 

 

>尚  NHk俳句 「月見草」西村和子選、

 赤間 応募の句から

 

>  福島の一夜を灯す月見草

 

>  月見草ほのと原爆資料館

 

>  白妙の源氏の君や月見草 

 

>  忽こつ・と立つうさぎの耳や月見草

 

>  月見草遠き記憶の疼きを

 

>  月見草明日帰るべき息子居り

 

>  月山の沢音聞こゆ月見草

 

>  有線の谺す日暮れ月見草

 

>  月見草大地太古の韻きあり

 

>  コロナ禍に独りの暮し月見草

 

>  月見草見えざる水にそよぎけり

 

>  月見草しばらくは白妙にして 

 

>  松島に月白妙の月見草

 

| | コメント (0)

10万円給付金 ゆうちょ銀行に振り込まれた

10万円給付金ゆう貯銀行に振り込まれたと

 

妻から「10万円の給与金」がゆう貯銀行に

振り込まれたと。7月7日付で入っている。

 

すると仙台市特別定額給付金事務センターから

はがきがあり、

「特別定額給付金の支給決定について」の欄

中身は支給決定日は6月29日、

支給通知日は7月6日、

本人、妻と200,000円

とありました。

「給付金サギに注意」とも。

申請は5月の連休明けで5月17日だったかな。

とりあえず、マスクも配布されたので。

尚 福島のアパートにもマスクは配布されました。

 

それにしても7月に入ってからの東京の新型コロナ

の陽性者が200人を越えている。

 野球、サッカー、オーケストラ等音楽会、

イベントも進んでいるので仕方がないが、

夜の街の感染者は容認できない。

 

夜の街のコロナの影や灯取虫    学

 

 熊本県を中心に九州豪雨被害が1週間も続く

田んぼの放棄地、脱ダム政策で停滞、ダムの貯水量縮小、

未だ河川の治水対策道半ば。

 とりあえず高齢者の避難経路確保、情報の発信の充実、

が課題。

尚自分の行動範囲の地形を見て、危険を見つけておく。

いつもと違って崖から水が染み出ているとか、

道路の下水蓋が動いているとか。

気ずきを大切に。

 

  梅雨寒やメルトダウンの無明の灯   学

 

  今週も俳句を詠んでいます。

  一日十句を目指して。

 

 

>  仙台第一校楡の会俳句部投稿句

 

   題 昼寝、 皮

 

 

昼寝して壺のくぼみのあからみて

 

黒革の手帳泉は砂を噴く

 

炎火を待つ少年の葉切傷

 

大らかに廻る地軸や大西日

 

氷雨去る海はひかりの棘に覚め

 

 

 

>  「青磁会」投稿句

 

  題 「萍」、「日焼」、「茂」 雑5句

 

萍やじょんがら節の昔より

 

魂を焼き尽くしたる日焼かな

 

水引の水匂ふまで繁茂せり

 

目の前の大熊の森も夏山に

 

むず痒きまで蟇蛙孵りけり

 

山を発つ万の羽蟻を見送れり

 

白神の晴れ渡りたり金鮎を食ふ

 

物音の山に響いて秋はじめ

 

梅雨夕焼畦に遊びし雀らも

 

 

>  外

 

  蛍火の足元こころもとなくて

 

  巣穴より外をうかがふ青葉木菟

 

  織姫の七夕竹をつたひくる

 

  メール打ち音沙汰のなし蝮草

 

  あじさゐに裏おもてあり釈迦三尊

 

  青月夜俎板に水垂れてゐる

 

  蝸牛答えをだせずままにして

 

  潮の香の茅花にひとを歩ましむ

 

  泰山木の花遠き日の如く

 

 青葦原にさざなみかよふ夏衣

 

 

 

>追伸: 滝俳誌から 「瀬音集」 

 

題 「ひぐらし」

 

 スリラーのビートを刻む素足かな 

 

 青年は蹉跌の森へ夏落葉 

 

 氷雨去る海はひかりの棘に覚め

 

  夕焼中ひぐらし骨の髄に棲む

 

  蜩のこゑ遠きほど澄む暮天   

| | コメント (0)

句会にでられず

>今日7月5日 日曜日は 滝の久しぶりの句会の日、

 であったが、

 昨日 郡山市のビックウエーブで技術研修会あり、

 そこで 趣味の会、飲み会等は自粛する旨連絡あり。

 どうしようか迷ったが、欠席とした。

 2月が最後だから、3,4,5,6月句会中止であったので

 今回の仙台市市民センターでの句会は参加を考えていたが。

  コロナが収まらない。

 東京は3日続けて100人越え。

 用心には越したことはない。

 陽性にならば、会社に重大なる迷惑がかかるので。

 

>句会提出用の 予定の句を掲載しますね。

 

  七夕竹立つ地は西日ビラまかれ

 

  黒革の手帳泉は砂を噴く

 

  夏薔薇の役終るまで生かさるる

 

  獄塀に隔てたる町慰霊の日

 

  塗椀の漆かぶれや遠花火

 

  靄深く鯉の奔れり水引草

 

  蛍火の足元こころもとなくて

 

  巣穴より外をうかがふ青葉木菟

 

  花桐の空に渚をのこしけり

 

  織姫の七夕竹をつたひくる

 

  メール打ち音沙汰のなし蝮草

 

  あじさゐに裏おもてあり釈迦三尊

 

  青月夜俎板に水垂れてゐる

 

  蝸牛答えをだせずままにして

 

  潮の香の茅花にひとを歩ましむ

 

  泰山木の花遠き日の如く

 

  青葦原にさざなみかよふ夏衣

 

 

  「瀬音集」 の予定 

 

  「ひぐらし」

 

   スりラーのビートを刻む素足かな 

 

   青年は蹉跌の森へ夏落葉 

 

   梅雨寒やメルトダウンの無明の灯

 

   氷雨去る海はひかりの棘に覚め

 

   夕焼中ひぐらし骨の髄に棲む

 

   蜩のこゑ遠きほど澄む暮天

 

| | コメント (0)

« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »