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2019年12月

俳誌「松の花」(松尾隆信主宰)現代俳句管見より句集「福島」鑑賞

>俳誌「松の花」(松尾隆信主宰)現代俳句管見より句集「福島」

 松田知子さんの鑑賞記事

 

>   山刀伐(なたぎり)の径薫風の立にけり   

 

> 第一章「暮れゆく秋は」より一句

 

  峠は山形県の最上町と尾花沢市を結ぶ。

  深山を旧歴五月 芭蕉と曽良が通った径。

  筆者は友人と六月に歩いたが、午後で風も感じなかった。

 

>   棺なく花なく野火の餞(はなむけ)か   学

 

  第二章「東日本大震災以後」よりの句。

  東日本太平洋沿岸の港湾施設や津波用河川水門等を建設

 する土木技師だった作者は、自分が手掛けてきた建造物が

 一瞬にして崩壊するという喪失感に襲われたと帯にある。

 

  > 春恨や海のめり来る逃げて逃げて    学

 

    炊出しを知らせる鉦や梅真白      学

 

    つばくらめ流失の家探すかに      学

 

    話し込む一人は拝む不如帰       学

 

    同姓の浜の墓標や草の花        学

 

    セシウムの匂ひを持たず梅雨寒し    学

 

 

 

>   秋天や福島ザブザブ洗ひたし      学

 

  第三章「福島2017)より。

 

   曼殊沙華核廃絶のほむらとも       学

 

   除染後の墓地に冬日の移りけり      学

 

   体験者の句は実感があり重い。

 

     一行の詩の祈りや冬の星

 

 

> 全国の俳句愛好者の皆様に読まれており感謝です。

 毎日一句一句詠んでいきたいと思っています。

 

>年末を迎えて

 

  今年の気に入っている句として

 

  あをぞらの青空らしく柚子は黄に     学

 

  みちのくの海に春呼ぶ大読経       学

 

  秋思とは言へ黒潮の大蛇行        学

 

 

  尚、NHK俳句の長嶋さんへの投句の添削に俳誌「滝」

  成田一子(故菅原鬨也元主宰の長女)主宰が一部されて

  いるというので、投稿をしておりますが、

   10月号では四人全員に入選。

   12月号では堀本氏を以外の三人に入選

   柿すだれさまざまな愚痴垂れてゐる   宇多選入選

   眠りまで長い闇あり竈馬        長嶋選入選

   紅葉且つ散る空海の独鈷水       井上選入選

  

> つなみに会社は12月27日(金)~1月5日(日)迄

  が冬季休暇(正月休み)です。

  よいお年をお迎え下さい。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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俳誌「冬野」(発行所:福岡県大野城市)主宰阿比留初見氏、句集「福島」を紹介。

>俳誌「冬野」(発行所:福岡県大野城市)主宰阿比留初見氏、

 12月号俳誌にて 寄贈 句集「福島」を紹介して頂きました。

 又、阿比野氏よりご丁寧なお手紙を頂きました。

 

>俳誌「冬野」の題字はホトトギス会名誉会長稲畑汀子氏であり

 稲畑汀子「秋晴」5句 、稲畑廣太郎「寿命」5句、

 池田昭男「庭荒れて」5句、阿比留初見「秋風」5句が

 巻頭句として掲載されている。

 

 

>秋晴となりたることももてなしに     汀子

 秋草を摘めば野の風ついてくる      汀子

 

>水洟や袖てかてかと昭和の子       廣太郎

 枯芝を踏めば命の讃歌かな        廣太郎

 

>女王花の花の始終を見届けて       昭雄

 転がれる鍬一丁や男郎花         昭雄

 

>秋風の遠き世のこと誘ふかに       初見

 乾きたる礎石に秋を語らせて       初見

 

> 尚、初見氏選の 雑詠句から  

 

    灯を消してちちろに任せある厨    美彌子

 

   母として坊守として待ちし解夏    立夏

 

   波音に似たる葉音や竹の春      美稚子

 

   茫々のカルスト台地渡り鳥      信也

 

   虫の鳴く闇に表裏の無き安堵     美智子

 

 

> 句集「福島」赤間 学著(朔出版) の阿比留初見の紹介記事より

 

    暮れてなほ暮れゆく秋やみちのくは

 

    捨て玩具るりいろといふしぐれかな

 

    三陸の空しならせて鳥帰る

 

    目刺し焼き余震が来ると身を固め

 

    つばくらめ流出の家探すかに

 

    福島は福島であれ夏の海

 

    一行の詩の祈りや冬の星

 

> ありがとうございました。

 

  尚、私が、三十数年勤務した若築建設㈱は

 

  明治二十三年創業、今年130年、あの渋沢栄一氏が

 

  明治に起こした500余の会社の一つで、その系列の

 

 残っている200社程の一つで、国営八幡製鉄所の石炭積出し港

 

 としての運営の為の第三セクター、本店は北九州市(若松市)にあり、

 

 東京本社では博多弁が標準語として話されていた事が懐かしい。

 

 今年も 同窓会から、会社の手帳と会社報等が送られてきた。

 

  今年も迫ってきたなと思う日々であるが、あと2週間仕事は

 

  仕事、頑張ろうかと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

 

 

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