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宮城県俳句協会会報近刊句集紹介 赤間学句集「福島」の紹介記事

> 宮城県俳句協会会報近刊句集紹介 赤間学句集「福島」の

 紹介記事が掲載されました。

 筆者は平山 北舟さん(俳誌小熊座同人)

 

>県芸術協会文芸賞や県俳句協会俳句賞を受賞されている

 「滝」同人 赤間学さんの第一句集である。

 

>俳句開眼の句として巻頭に

    暮れてなほ暮れゆく秋やみちのくは

 を据え、

 

    帆柱の直立虚子の忌なりけり

 

    ランナーの鎖骨枯野を明るくす

 

    アフリカを発つ原人に時雨れけり

 

 など発想が豊かで広く、平易な表現ながら格調高い

 

 句が並ぶ。

 

  また赤間さんは現役の土木技術者である。

 

>この句集は、長年手がけてきた港湾施設や水門が大震災で

 

 崩壊するという大きな喪失感の中で復興・再生事業に

 

 従事し、句作を続けている記録の書でもある。

 

    大海にセシウム洩るる炎暑かな

 

    福島の火蛾にならねばならぬかな

 

    夏草や被曝の牛の生かさるる

 

    時雨るるや被曝ノートにある余白

 

 

> 以前「滝」前主宰の菅原鬨也氏によって

 

  雑誌「俳句」に季語主体の俳句として掲げられた

    

 

    夕焼を使い切つたる作業船

 

 

>みちのくへの深い愛情や自然と人間の共生を詠んだ

 

 

   松島は光の器小鳥来る

 

 

   稲架の棒立てて大星雲の中

 

 

   みちのくの源流として天の川

 

 等の句に感銘を受けて更なる句集の発刊が待たれる

 

   (朔出版発行) 筆者 平山 北舟

 

 

 

 

 

 

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