« 句集「福島」2006年代 | トップページ | 青森市の田中恵美子さんより 句集の講評のお手紙あり »

句集「福島」2006代後半

>5月12日(日)は仙台市の「滝」句会で八木山動物園での吟行会へ。

 飛び入りで私の50年ぶりの弘前大学の音楽仲間、

 俳号木村詩織(本名木村直美さん、旧姓知北直美さん)も参加

 理由は陸奥新報社(弘前市本社の新聞社)に句集「福島」の講評を書くために

 本人からの声を聞きたいからというので、来仙なら吟行会へも参加してと。

 木村詩織さんはねむの会での音楽活動、弘前オペラ(49回)のマドンナ。

 指揮者も初回から虎谷さん。懐かしい。練習年、第一回のファガロの結婚

 に参加したので。今回はそのときのプログラムも持参。

 又俳句は20年以上も元陸奥新報社勤務の泉主宰で此岸(しがん)句会

 現代俳句協会中村会長「陸」系列。更に「俳句を歌う」の題でCD化されている。

 私の句は

 大き象大き日とあり青嵐   後に 「大き像大き日とあり青嵐」

 動物園のキリン五月の風の中

 竹の葉のこぼれおちたり犀の背に

 >木村詩織さんの句

   半世紀ぶるの笑顔や新樹光 

 「陸」への投稿句として 

    やや痩せて端に立つ人聖五月
  ・ 八木山の動物園に夏の潮
  ・ 薫風のサインは旧姓遊び紙
  ・ 逃水の車窓流るる五十年
  ・ 読み耽る句集福島夏木陰

とても愉しかった。

 

>句集「福島」 2006年代後半

 

> 夏の日の旗たなびけりあ敗者にも

 

> 空蝉やコップに少し指の跡

  (うつせみやこっぷにすこしゆびのあと)

 

> 鯔跳んで十三の湊の夜明かな

 (ぼらとんでとさのみなとのよあけかな)

 

> 青空の澄みゆく力通草割る

 (あおぞらのすみゆくちからあけびわる)

 

> 何処ぞより湧き出て来たり濁り酒

 (どこぞよりわきでてきたりにごりさけ)

 

> 秋風を袂に隠すイタコかな

  (あきかぜをたもにとかくイタコかな)

 

> 冬隣梅酒の梅の沈むころ

 (ふゆどなりうめしゅのうめのしずむころ)

 

> 星冴ゆる銀山跡の鉄格子

  (ほしさゆるぎんざんあとのてつこうし)

 

> 襖絵の孔雀逃げたる小春かな

  (ふすまえのくじゃくにげたるこはるかな)

 

> 枯芒昭和は馬に乗つてくる

  (かれすすきしょうわはうまにのってくる)

 

> みちのくの訛り固まる海鼠かな

 (みちのくのなまりかたまるなまこかな)

 

> 朝寒のトースト焼けてゐたりけり

 (あさざむのトーストやけていたりけり)

 

>次回は2007年代より

 

 

 

 

 

|

« 句集「福島」2006年代 | トップページ | 青森市の田中恵美子さんより 句集の講評のお手紙あり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 句集「福島」2006年代 | トップページ | 青森市の田中恵美子さんより 句集の講評のお手紙あり »