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句集「福島」 2017年 2018年

>今日は昨日と違い、気温は7度程下げて、又雨である。

 全国的のようである。仙台で昨日初めて梅が咲いたと。

 榴ヶ岡公園の梅でしょう。それにしても遅いけど。

 そういえば枯芝に若葉も添ゑて雨の中でしたね。

>2017年

>町捨つる人もありけり赤い雪

 まちすつるひともありけりあかいゆき)

 (大郷町史に大松沢あたりに 5月に赤い雪が

 降ったとあるが、大陸の黄砂が混じったものか)

>海隠す防潮堤や冴返る

 (うみかくすぼうちょうていやさえかえる)

 東北沿岸600kmに防潮堤が作られているが、

 何の為か、判らない。

>紅梅はまだ早かりし白石忌

 (こうばいはまだはやかりしはくせきき)

 実兄仁事俳号赤間白石が死んで3回忌だ。

>鯨波忌の昨日の海が今日も在る

 (げいはきのきのうのうみがきょうもある)

 「滝」元主宰の菅原鬨也師が逝去されて満1年が過ぎた)

>パーシモンの打音やさしや橘忌

 (パーシモンのだおんやさしやたちばなき)

 学友秋保温泉岩沼屋当主がご逝去された。

 ゴルフ仲間、練習場仲間でもあった。

>石棺の噂も立ちて凍返る

 (せっかんのうわさもたちていてかえる)

 (チェルノブイリ原子炉施設にしてはいけない祈り)

>鳥曇城はいつしか石のみに

 (とりくもりしろはいつしかいしのみに)

>メルトダウン後の春の闇の冥く

 (メルトダウンごのはるのやみのくらく)

>除染女の日焼の顔にマスク痕

 (じょせんめのひやけのかおにマスクあと)

>夏草や被曝の牛と生かさるる

 (なつくさやひばくのうしとうかさるる)

>大海にセシウム洩るる炎暑かな

 (たいかいにセシウムもるるえんしょかな)

>海底に山脈ありぬ夜の秋

 (かいていにさんんみゃくありぬよるのあき)

>桑楡の迫り来て蝉しぐれ一寸

 (そうゆのせめりきてせみすぐれちょっと)

>涼新たうす絹なせる山の水

 (りょうあらたうすきぬなせるやまのみず)

>曼珠沙華核廃絶のほむらとも

 (まんじゅしゃげかくはいぜつのほむらとも)

>流れ来て紅葉そのまま氷り付く

 (ながれきてもみじそのままこおりつく)

>枯菊を焚きて今年の畑仕舞

 (かれぎくをたきてことしのはたしまい)

>2018年

>浅春や竹林に聴く風の音

 (せいしゅんやちくりんにきくかぜのおと)

>下萌の有線ラジオ幕を閉づ

 (したもえのゆうせんラジオまくをとづ)

>春風を入れて農婦の授乳かな

 (はるかぜをいれてのうふのじゅにゅうかな)

>三陸の海の昏さや初燕

 (さんりくのうみのくらさやはつつばめ)

>大空に風の道ある遍路かな

 (おおぞらにかぜのみちあるへんろかな)

>年代別 俳句は取りあえずここまでです。

 第二句集はこれ以後となる予定です。

>尚 句集「福島」は第一章 1992年~2011年

   暮れゆく秋は

   次ぎの頁に書きます。乞うご期待。

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