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句集「福島」 Ⅱ章 東日本大震災以後 2013年

>句集「福島」 Ⅱ章 東日本大震災以後 
>2013年
>大空にエーテル充つる初日の出
>青鮫の来たりて仕事始かな
>雪兎溶けゐて月の海があり
>直線の馬群抜け出して来る春
>水切つて野芹の青を一掴(ひとつか)み
>潮の夕日切りたるカヌーかな
>十八歳の己に出合ふ修司の忌
>交差点マティスの薔薇(ばら)のカフェテラス
>垂直の柱を蔵す水芭蕉
>梅雨しとど草木深く息をせり
>水馬池の張力ほしいまま
>滝の前おほむらさきの吹かれをり
>一筋の水の流れや蝉の殻
>夕立の来たり瓦の見ゆるなり
>甚平着て晩年といふ軽さかな
>青空の歪みてをりぬ金魚玉
>七夕の蕎麦屋の熱き番茶かな
>新盆や雲より山のやはらかし
>シャガールの絵を流星の過(よぎ)りけり
>白樺(しらかば)の暁司(あけつかさど)る啄木鳥(けらつつき)
>秋の海地球は丸くなりつつあり
>銀河鉄道の来る夜の氷頭膾(ひずなます)
>露けしや什(じふ)の掟を身に纏(まと)ふ

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