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句集「福島」 あとがき

>あとがき
>このたび、第一句集「福島」を上梓する運びとなりました。
>句集を編むきっかけは東日本大震災、福島第一原発事故
  に遭遇して人類が、そして自然がどのように変わったのか
  を知りたかったからです。
>本書は₁Ⅰ章を「暮れゆく秋は」、Ⅱ章を「東日本大震災以後」
  とし、震災から七年目の福島の今を「福島二〇一七」として
  Ⅲ章に纏めました。
>また、Ⅰ章、Ⅱ章の、後に、「松島」の抄を付したのは、私の
 俳句の定点観測定点が松島であるからです。その理由は
 、初めて参加した第五十回松島芭蕉祭全国俳句大会(平成
  十六年)において、
  兼題の部で
  長谷川櫂特選一席「暮れてなほ暮れゆく秋やみちのくは」
  嘱目の部で
  高野ムツオ選特選二席「捨玩具るりいろといふしぐれかな」
  が入選したことによります。
  長谷川櫂先生からは「五千余句の中で一読してこの句しか
  ない。古き歴史を踏まえてみちのくの暮れゆく秋をあまねく
  表現している」との選評を頂き、
  高野ムツオ先生には「松島の海に浮かんでいる思い出の
  玩具にさっと時雨がきた風景を切り取って今日の秀句である」
  と評されました。それ以来、俳句に魅了され、折にふれて、
  松島を詠み続けてきたからです。
> 私は大震災に襲われた東日本太平洋沿岸の港湾施設、
  津波用河川水門、揚排水機場等を主に建設してきた
  土木技術者です。
  東日本大震災によって、長年自分が手がけてきた建造物
  が一瞬にして崩壊するという大きな喪失感に襲われました。
> 震災の後、縁あって国の発注者支援技術者として復興・
 再生事業に従事しています。
 近年では特に印象深い福島について句作を重ねてまいり
 ました。いくらかでも「福島」の「今」を詠めていれば幸いです。
>「滝」創刊主宰の菅原鬨也先生にはご生前に格別のご指導
 を賜りました。
>これから自分の目で見たものを切り取りながら俳句を詠んで
 いければと思っています。
 本書の出叛に関わってくださった皆様、さらにこの拙い句集を
 読んで頂いた方々に心より感謝申し上げます。
 
>是非 一読をしてみて下さいね。
  宜しくお願い頂きします。

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