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平成二十六年度 宮城県俳句賞 正賞受賞の知らせがあった

平成二十六年度 宮城県俳句賞 正賞受賞の電話があった。

宮城県俳句協会幹事長の中村孝史さんからの電話であり、今年度の俳句賞正賞を赤間学氏の「山繭」の作品に、今常任幹事会で決定したとの事である。

尚、中村孝史さんは平成27年1月20日朝刊 2面 長谷川櫂氏の四季の中で紹介されている方である。

「雪も良し妻のほどよき静けさよ」の鑑賞を長谷川櫂氏がしている欄である。

 俳句も性格も骨っぽい方である。

 だから掲句のように繊細な心をあっさり書き留められるのであろうが。

さて、受賞経緯は 12人の選者が 各作品を二名以上により互選された予選を通過された作品は10作品との事。

尚 選者は各俳誌からの代表者がなるのではなく、2年毎に俳句協会員からの選者投票でその数の多い順位に12人が選任されているようだ。男性が5人で女性が7人であるようだが。

予選通過10作品から、一人が1位を3点、2位を2点、3位を1点としているようだ。その合計点が10点以上が正賞であり、10点未満の内からは該当があれば準賞とするらしい。

因みにおととしは準賞だけで 3名が受賞という結果であったというが。

 私は何回かは応募した経験があるが 今まで応募作品70~100作品から予選通過作品10~12作品(選者2名の互選)ほどになるが、私は予選すら 通過した事がなかった。

因みに、私の所属結社「滝」菅原鬨也主宰も選者12名の中の1名であるが、予選作品(3作品)の中に私の作品は選ばなかったと本人から電話があった。

私の作品は 予選通過の為に 別の結社の3人が選んでくれたとの事。ありがたい。

結果として 決勝では、ぎりぎり10点が入り、正賞としての受賞であった。

尚準賞はなしとの事であった。

 因みに後に菅原主宰から結果報告を得たが、菅原主宰は、予選作品で選んだ作品がなくなったので、そこで決勝では私の作品を3点としたという。又中村孝史さんが3点、渡辺誠一郎さん(俳句四季選者)が2点、山本一史さん(きたごち編集長)が2点であったとの事。

菅原さん(日本伝統協会)、中村さんと渡辺さん(現代俳句協会) 山本さん(俳人協会)の系列の人々であり、いずれも男性選者であったのがうれしいですね。

宮城県の俳句界の特徴は全国の俳句協会の垣根がなく、仲良く超結社の流れがあるから

であろう結果に納まったようだ。

 

 こんなに運がいいのが夢みたいです。

震災後の対応への怒りやと土木技術者として震災復旧復興事業にみなし公務員として勤務しているからかもしれないが、充実した緊張感があることは確かであり、震災後 妻(福島県小名浜)の両親、多賀城の実兄白石、義兄と立て続けに亡くなってのも影響があるようである。

受賞日は平成27年3月1日、東京エレクトローンホールの俳句協会総会の席上でとの連絡があった。

受賞作品

題 「山繭」

 ★能面の裏の凸凹虚子忌なり  (のうめんのうらのでこぼこきょしきなり)

 ★空色といふ不確か囀れり    (そらいろというふたしかささえずれり)

 ★馬の息われにかかりし春愁   (うまのいきわれにかかりしはるうれい)

 ★水音の聞こゆ山繭さみどりに  (みずおとのきこゆやままゆさみどりに)

 ★稿練りし首筋にきくほととぎす  (こうねりしくびすじにきくほととぎす)

 ★鶏啼きて穂麦の空にある昏さ   (とりなきてほむぎのそらにあるくらさ)

 ★人を待ち続ける浜や梅雨の蝶   (ひとをまちつづけるはまやつゆのちょう)

 ★真直ぐに真鯉群れ来る大暑かな  (まっすぐにまごいむれくるたいしょかな)

 ★跳人らの汚るゝまへの足袋の群   (はねとらのよごるるまえのたびのむれ)

 ★海底に山脈ありぬ夜の秋       (うみぞこにやまなみありぬよるのあき)

 ★涼新たうす絹なせる山の水       (りょうあらたうすきぬなせるやまのみず)

 ★秋茄子も回覧板も笊の中        (あきなすもかいらんばんもざるのなか)

 

 ★夜までに少し間のあり虫のこゑ     (よるまでにすこしまのありむしのこえ)

 ★観音の胎内に人満ちて秋         (かんのんのたいないにひとみちてあき)

 ★草の穂の翔んでまもなく風のもの     (くさのほのとんでまもなくかぜのもの)

 

 ★秋の海地球は丸くなりつつあり      (あきのうみちきゅうはまるくなりつつあり)

 ★この空のもたらす寒さ言ひ別る      (このそらのもたらすさむさいいわかる)

 ★おのおのに冬日差し入るチャペルかな (おのおのにふゆびさしいるちゃべるかな)

 ★寒晴や花の浮き出る洗ひ張り      (かんばれやはなのうきでるあらいはり)

 ★舐められて細き肢にて起つ仔馬     (なめられてほそきあしにてたつこうま)

以上です。

この度は 思いもかけず  宮城県芸術協会俳句部門文芸賞、宮城県俳句協会正賞の

W受賞となり、一貫指導を受けてきた菅原主宰に感謝すると共に、一緒に句会等で楽しくまた厳しく批評・指導して頂いた句友に感謝します。

尚、W受賞した作品は「滝」俳誌 平成25年11月号~平成26年10月号 の滝集(1年間の 月号4句で48句)の中から ダブらないように20句ずつ分けて、題を2作品に付けたものです。結果として 日々の作品の積み重ねだけでした。

尚、規約で 宮城県俳句賞は芸術協会俳句受賞作品、宮城県俳句大会(4月)、松島芭蕉祭入選以上の俳句を応募できず 該当していません。

今後は さらに 心身を磨きながら、俳句的生活を続けてゆこうと思います。

このブログにも また俳句を載せさせて戴きます。

 

 

 

 

 

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