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「滝」俳句会ー仙台市野草園で6月に続き開催

「滝」俳句会ー仙台市野草園で6月に続き開催

7月3日(日)仙台市太白区、菅原鬨也主宰「滝」定例俳句会が
太白区茂ケ崎、大年寺跡傍の野草園で6月に続き開催された。
野草園
http://www.sendai-park.or.jp/web/info/yasouen/index.html
俳誌「滝」
http://sky.geocities.jp/himatu2008/index.html

大震災で仙台市内の公共施設が使用できないでいたが、6月
中旬には大部分の施設が使用できるようになった。
しかし、「滝」定例俳句会を開催していた青葉区の震災復興会館
はまだ、不使用であるので6月5日(日)に続き、野草園一階の
会議室を特別使用させて頂いている。12時から4時半。

因みに、8月からは震災復興会館も使用できるようになるという
ので、先週、使用会議室の抽選会があったが、くじ運よく、従来
通り同じ場所で、第一日曜日、午後の時間帯が利用可になった。

因みに、仙台フィルの本拠地、仙台市北部の台原森林公園及び
地下鉄旭ケ丘駅に隣接の仙台市青少年文化センター
http://web.midc.jp/bunka/seinenbunka/saiji/
は、7月2日の仙台ジュニアオーケストラの演奏会があった。
また、本格的には7月22日(金)仙台フィルの定期演奏会が開催
され全室使用可能になる。
仙台フィル
http://www.sendaiphil.jp/

定禅寺通りの東京エレクニロンホール(旧県民会館)は未だ復旧
の目途が立っていないと聞く。

坂本冬美さん、北島三郎さん、鳥羽一郎さん等演歌歌謡ショーが、

いずれも開催されず、キャンセルが続いている。

さて私は通常は健康の為に、野草園へは大年寺の門前町
から、長い階段を登って歩いてゆくが、30度程になる予定なので、
地下鉄長町南駅から市営バスで、終着、東北工業大学長町
キャンバスで行くことにした。15分も走れば到着。
そこから、大学構内の登り坂を道路を歩いてゆくと、鶯や不如帰の
が鳴いている。
木漏れ日の中を歩いてゆくと、クヌギ林の下の方から声が聞こえ
てくる。
見えないが、グランドからの運動部の元気な声である。
400m程歩くと一般道にでる。
停留所は茂ケ崎とある。

右の山手には東京タワーの紅白色の仙台放送電波塔がある。
ここから100m程下ると野草園である。
下って50m程には小公園と茂ケ崎地すべり危険区域の看板も
草木の中に隠れるように立っていた。

山の手には、竹林があり、その中心に、原阿佐緒の碑が、苔
むした佇まいの中に凛とあった。
原阿佐緒
http://www.haraasao.jp/
「家ごとにすもも花咲くみちのくの○べをこもり病みて久しも」
とある。旧宮城県黒川郡宮床村出身である。

野草園の向かいにも電波塔があり、東京スカイタワーと似た
構造であり、色もグレーシルバーだ。
それはNHK電波塔。

野草園の入り口は、左手には真っ赤なジギタリスが天へ伸び、
遅咲きの薄桃色の躑躅が植えられてあり、花壇には撫子が
そそと、様々な色を咲かせている。
右手は、ギボウの大きな花がわが世の春と咲き誇っている。
その借景としてガグアジサイが、空の青さと競い合っている。

玄関に入ると、全国のガーデンからの大震災激励のポスター
が掲示されている。食堂兼用の大広間は、ぬりえ、おりがみ
製作の為の広間であり、誰でも無料で制作ができるように
なっている。
ここは一応、2階フローであるので、見晴らし台を兼ねて、
木製のベランダがあり、6人掛け程の丸テービル二台ある。
さらに二人掛けテーブルが二台あるロマンチックなスペース
である。
風に吹かれて、紅茶がうまい。

野草園は新たに新築したばかりであるので、このフロアー
のトイレが綺麗だ。
園内にもトイレが整備されてをり、いずれも気持ちよく使える。

地下へ、1階の園内への出入口の脇に会議室がある。
50人程の会議まではできる。
6月5日は手違いで、半分の部屋になり、50人程が集まっ
ての句会であったので、脇のテーブルで、清記をした物だ
が、独自に行われた10人程のミニ句会を別にすると、震災
後始めての句会であったので、それも 楽しからずや。

入り口に入ると角田市の三山さんが来られていたので、
200円入場料を払い、入り口のテントで一休みしてから
園内吟行へと。
三山に花の名を教えて頂きながら、岩場の場所に来ると
蔵王の岩石と溶岩砂の敷き詰められた場所には、駒草
が発芽中であり、一部は薄紫の花をつけているのもあった。
高山植物であるので、よほど鍛錬されているのであろう。
姉さん被りのおばさんが丁寧に草を抜いておられた。

今日は時期的にもアジサイがメーンだ。
アジサイは二箇所にあり、東側は、2m程の小川の砂防ダム
の両脇に、青い花、薄紅色の蹴鞠程の花を誇っている。
土壌は酸性であるようだ。色がそれをあらわしている。
中央には窪んだ湿地帯があるが、その山側、100m程に
ガクアジサイが咲いている。
私はこの景色が好きだ。
雨にあう花、華麗で華やかな、球体のアジサイもいいが、
そそと表面をかざすガクアジサイの趣に、日本を感じる。

そこから又、夏椿(しゃらの花)の青い実が落ちている小径を
過ぎると、青い萩の葉が、奔放に生い茂っている。
萩の道の通路のドームにはまだ萩は巻いていないが、
この青萩の奔放な姿もいいものだ。
若いカップルもおり、間違って手を振ってきた彼女もいる。

 野草園の中で一番高い木といわれ、四季折々の姿が美しい

「はんてんぼく」がある。

「駒草」同人、宮城県俳人の重鎮、蓬田紀枝子さんの句碑がある。

 はんてんぼくいまは芽吹きの大樹かな  紀枝子

はんてんぼくを仰ぐときにはいつも思い出す句である。

さて句会モードに入いる。

12時から句会費1000円、2句を提出。今日は3選だ。
清記のお手伝いをして、コピーは野草園では出来ないので、
下のコンビニでしてくるので、20分程かかる。

句会の前に、主宰が、辺見じゅん氏の文章を引用して、
震災と俳句を考えている旨を話され、その一部の裏事情
を話された。
「宇宙から見れば、大震災もくしゃみほど」という事の
真意はなにか。

因みに7月号は7月6日発送になり、8月号は通常の
7月末には発送できるとの予定だとのこと。
「滝」は5ヶ月をかけて通常の活動に入る事になる。

又、7月号は、句友の熱意で、俳誌は80ページ、

12ページも増した東日本大震災特集だ。

内容はボランティア対談と、会員180人の震災俳句、随筆だ。

宮城県の俳人として、俳誌「俳句饗宴」主宰「鈴木八州彦氏」
の歩みは8月号へ回して、特集することとした。

又、「滝」二十周年記年事業として、2回目の「宮城県の俳人」
を発行予定である。
この特集を纏めた本です。

さて句会では、河北新報社を退社した同人、石母田星人が

(石母田星人http://furansudo.ocnk.net/product/827  )
仙台青葉カルチャーセンターの俳句実作講座を開設する事
のアピールがあった。
第二・四土曜日、10:00~11:30 受講料2、100円
マンツーマンで教えたいとの意気込みを話された。
長く、河北の文芸部として、短歌、俳句、川柳の投稿作品の
絞込み作業をしてきた人である。
なほ、若林区の自宅は、全壊であり、名取市ゆりあげの
親類は行方不明であるとの事。

石母田星人さんの句
「夏の蝶からくりの糸見えてゐる」
「かたつむり同心円をいぶかしむ」
であったが、
主宰評として、
「夏蝶やからくりの糸見えてゐる」と切れをしっかり入れた方が
写生の点からは、広がりがでる句になるだろうとも。
高得点句は
「人ごゑのうすみどりなる春障子」
「整然と土嚢百袋桜桃忌」
「祭笛闇の真ん中通りけり」
「鉄板に走る湯玉や梅雨明くる」
であった。
名乗りで、この四人の女性群は宮城県俳句大賞受賞者の
面々であったことを知った。

なお、太宰治の忌日の季語として定着している「桜桃忌」は

太宰治に賛美の心がある季語であり、

季語「太宰の忌」は太宰治の生き方そのものを読むときに使うのが

よいとは主宰の言葉で、この季語を区別すべしと。

うなずける。

太宰治http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%AE%B0%E6%B2%BB

太宰治の高校時代、旧制弘前高校(現弘前大学教養部)時代は

青森中学校では芸妓と同棲生活をしていたが、

弘前高校では「走れメロス」的な日の当たる感受性を示していた。

現在弘前大学図書館では、高校時代の太宰の文献の整理をして

いる最中である。

東大卒業後、川端康成氏に芥川賞に推薦してくれと、裏工作を

した面影は高校時代にはない。

作者の「整然と・・・ 」の何が整然となるのだろうか、アイロニーとしての

物なのか、私は採ったが、6人程の意見が出て、句会でも盛り上がったが

意見が分かれた。

因みに私の句は
「老鶯やハングル文字は○多し」

「老いたればアラビア文字の午睡かな」

石母田氏の推薦10句にどちらも採って頂いたが、
「老鶯やハングル文字の○多し」としてはとの指摘あり。
主宰も「は」は強すぎるので「の」とすべしと。
○がいいか、丸がいいかだが、長く考えて○もありと。
「老いたれば」がいいか、もう一度考えることと。

仙台市に戻ってからの反省会は、句会45人から、
19人に上り、予約席が満杯。
高得点者の乾杯で始まり、旨いビール、酒が飲めた。
7時頃に終了したが、外は明るさがまだ残っている。
快い疲労のある一日であった。

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