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6月14日岩手・宮城内陸地震、あれから3年

6月14日岩手・宮城内陸地震、あれから3年

栗原市栗原耕英地区の地すべりの映像がいまも生々しく
思い出される。

震度6強、地すべりで生き埋め、死者17人、行方不明者6人。

http://youtube-shocking.sblo.jp/article/31911870.html

この地震で、それ以後起きるだろう地震の規模を想定できなかったか。
つまり、東日本大地震を想定できなかったかろうか。
この視点での研究は進んでいるのだろうか。

視点として、この大規模地すべりは、北東方向(太平洋岸部)への
地すべりであったが、この地すべりの原因が、東日本大震災での
内陸大陸プレートの地盤の初期移動ではなかったかという視点だ。

東日本大地震では、この内陸大陸のプレートが東方向へ、
宮城県牡鹿半島では、沖へ20m程の移動があり、地盤沈下は
1m程に及ぶ。

国土地理院での測定でも、信頼性が高い測定箇所での比較でも、
三陸の海岸部では概ね90~70cmの地盤沈下が観測されている。
だから、今日から始まる大潮回りで石巻市の渡波町等の海岸部が
岸壁を超えて浸水しているのであるが。
なお、漁港部築造の岸壁高さは標高2mで、港湾部築造の岸壁高さ
は標高2.5m(なお、標高は東京湾平均海面高さを0mとしている
ので、日本の各港の平均海面高さは夫々違い、東北の平均海面
高さは概ね60~80cmである。海抜とはこの高さからの測定なので
渡波町の岸壁部の高さは2m、平均海面高さ70cm、大潮時はプラス
70~90cm、地盤沈下は80cmであるので、
大潮海面高さH=200cm(岸壁高さ)-70cm-80cm-90
         =ー40cm
つまり、大潮時は、岸壁は40cm海に浸水することになる。
さらに風で波があればさらにプラス50cm~100cm程の高波として
浸水してくるから、対策が急がれるのである。

ここでは、岩手・宮城内陸地震で内陸大陸プレート部の地殻移動で
地盤の移動が地球の表面では、大規模な地すべりとして発生した
のではないかということである。
だから、それが確認されれば、少なくとも地殻変動が東方向へ働き
、その移動が初期であるとすれば、さらに何年後かに、その移動は
おきるだろうと判断するのが普通である。
宮城県沖地震という極点的な地震でなく、東日本をまきこむ大規模な
地盤移動を想定し、今回の大震災の警告がなされただろうと。
そして、地震への備えから、減災が行われただろうと。
もう一度、この地震の調査報告書を読んでみたが、地殻変動の
活動期に入り、日本列島が今後30年ぐらいの間は、大規模地震の
多発と火山噴火への警告している論文は見つけられなかった。
災い転じて、福となす精神だが。
残念である。

振り返ると、
6月14日、午前8時43分発生、栗原山周辺の地すべりや駒の湯温泉等
に土石流が来襲した。
道路を通行中と思われる車が斜面の地すべりに巻き込まれ、土砂を被
ったまま、現在でも行方不明者が6人もいる。
この地震の特徴は、都市部での建物崩壊の被害より、地すべりの被害が
多いことであった。

東日本大震災で、栗原市では震度7であったが、死亡ゼロであった。

石巻市から内陸部の栗原市まで一帯が震度7、

他の宮城県地区は震度6強であった。

防災効果があったのだろう。

岩手・宮城内陸地震調査報告書
http://www.civil.kyutech.ac.jp/pub/kosa/ijikenHP/iwatejishin.pdf

荒砥沢ダム上流地すべりに関する現地踏査調査緊急報告:
http://wwwsoc.nii.ac.jp/thb-jls/download/h20eq_JLS2008b.pdf
団長、地すべり学会東北支部長(地すべり学会副会長)
檜垣大助氏(弘前大学 農学生命科学部 地域環境工学科、

私はこの学科の旧卒業生です)

●昭和53年6月12日、宮城県沖地震、あれから33年経ちましたね。

 38年周期で発生する地震として30年内に発生確率99%、

 警戒してきたが、少し早かく地震が発生した。

 思い出した。

 あの時は八戸市で事務所から出ようと車に乗ったばかりで、

 車の揺れが大きく、パンクしたのかと戸惑ったものだ。

 電線が激しく揺れたのが、忘れられない。

 宮城県の母に電話をかけたがつながらなかった。

 

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