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4月7日 震災後26日目、仙台市の現況

4月7日(金)震災後26日目 仙台市の現況

★仙台市地下鉄南北線 4月29日前面再開
 29日にはJリーグのベガルタ仙台ホーム開幕戦可能に、
 泉中央駅のユアテックスタジアム仙台サッカー場修繕完了。
 28日までは富沢駅から仙台駅そして台原駅の往復運転。
 
★JR:在来線は4月7日から仙台駅ー福島駅が開通。
  仙台駅ー岩切駅開通済み。
  岩切駅ー小牛田駅は不通。
  東北新幹線全線は、4月下旬開通予定。
  4月8日那須塩原駅ー福島駅開通予定。
  新青森駅ー一関駅開通済み。
  4月7日JR釜石線、釜石駅ー花巻駅運行再開。

★バスは市バス、宮交バスとも仙台市内、周辺は3割減で
 運休。
 阿武隈急行角田駅ーJR槻木駅が7日から臨時バス運行。
 高速バスは、仙台からは既設全線運行。
 

★仙台ガス:4月6日で32万世帯の48%復旧済み。
 3200人体制から4200人体制へ復旧加速。
 4月7日予定は 青葉区:一番町、大町、国文町、青葉区、
           柏木、昭和町、通町、雨宮町
           市街地中心地に通ガス。
           飲食店には開店予定の貼り紙多し。
 宮城野区:鶴ケ谷、榴岡、宮千代、新田東、新田、宮城野
 若林区:木の下、新寺、二軒茶屋、志波町、中倉、大和町、
       一本杉町、白萩町、今泉、沖野、飯田、六郷
 泉区:泉中央南光台東、松森、将監、七北田町、
 太白区:予定なし。
 尚、現職の仙台市議会議員が遅れて実施される統一地方
 選挙目当てに「議員地元地区から早く通ガス」の押し付け
 が横行し、ガス局が当初予定していた工程表の順序通りに
 施工できず、住民への通ガスの予定も発表できず、突然の
 通ガスになることが多くなっている。
 以外に仙台市郊外から通ガスされてをり、市街地中心街の
 通ガスは遅れている。
 また、そんなことで予定が分からず、お店の開店の予定も立
 たてられず、復旧の足かせになっている。

★ガソリン、灯油について。
 GSの開店が続き、行列もなくなった。又、太白区泉崎地区
 では灯油の自宅までの配達も可能である。18Lの単価は
 震災前は1560円であったが、4月5日は1900円である。
 但し、GSは値段が高いが、貯蓄のできないようにするため
 でもあるので、協力をとのこと。

★買い物:
 5日の仙台駅構内のエスパル店は、通常と変わらない営業
 状況で人通りも変わらないように感じる。
 エスバル店構内の石巻市の笹かまぼこ店、「白謙・しらけん」
 は営業をしていない。門脇工場がやれれたのだろう。
 門脇町はあの9日後に助けさだされたおばあさんと孫の発見
 された場所である。
 ダイエー仙台店は6日には全店営業を再開した。破損設備の
 復旧が終わり、350人体制が可能になったとのこと。
 仙台三越も5日にほぼ全館が再開した。
 地元の藤崎百貨店は3月19日から1Fと地下を開いているが、
 全館再開までには至っていない。建物設備診査がまだ終えて
 いないためである。
 太白区長町地区の東北最大の売り上げ規模の西友「モール」
 は、建物の被害が激しく、再開は予定が立たない。一部
 青空市場として、お店駐車場で食料品を中心に開店している。
 地元スーパーウジイエは全店開店し、品揃えもよく、仙台南店
 を利用しているが、価格の高騰もなく、通常営業がなされて
 いる。
 山形県地元のヤマザワも、震災後、あるものはすぐ青空市場で
 販売したが、そぐ底をついき、時間限定で販売をしていた。
 5日頃は通常営業に移行している。
 宮城生協は、震災後、西多賀店は12日朝10時からすぐに
 営業を始めた。ただ、商品の数の指定などで、多くへの人々
 へ渡るような対応が欲しかった。情報を聞いたのは、避難所
 であったが、午後2時にいったが、私は買えなかった。
 又、ドラッグストアも3月末から通常営業を再開している。

★通電、通水は仙台市では3月末までには、ほぼ復旧が終わ
 ったと思われる。津波の被災地を以外は。
 下水道は太白区泉崎地区では異常がなく、通水で使用が
 可能になった。しかし、宮城県7箇所の下水処理場の内
 3箇所(石巻市の北上川河口の下水処理場など)が使用
 不可。仙台市の南蒲生下水処理場は8割の処理能力減
 であり、通ガスで風呂の使用が多くなると、下水量が
 多くなることが予想され、風呂水の有効利用など、個人の
 節水対策が急務になった。
 又、下水道の被害の復旧作業も全国からの支援者技術者
 が入り、不眠不休の体制で行われている。
 私は兵庫県、徳島県、鳥取県職員や仙台市に新潟市職員、
 ガスは愛知県、東邦ガス職員などに会っている。

★仙台空港の再開は4月下旬か。
 但し、仙台駅から仙台空港へのアクセス空港鉄道の再開は
 目途がたたない。理由は被害復旧費用のあてに目途が
 たたないからだ。運営する3セクの債務超過に陥るためだ。
 国、自治体、鉄道会社の負担割合の問題がネックになっ
 ている。早い対応が必要だ。
 仙台空港は国外は、中国、韓国、台湾、グアムの定期便が
 あるが、今回の運行は国内便だけである。

●8月6,7,8日の「仙台七夕」は開催の方針。よかった。
 しかし、4月中の宮城県内の「桜祭り」の開催は中止が多い。
 大河原町、柴田町の「一目千本桜」の桜まつりは中止とした。
 駐車場は確保するようだが、自粛はいかがなものか。
 仙台市のさくらまつりも自粛ムードであるが。
 5月14,15日予定だった「青葉まつり」も中止が発表された。
 4000人以上の「時代絵巻巡行」で有名。例年なら2日間で
 100万人が訪れる。5月になれば、仙石線を除いて、鉄道
 は回復再開されいる。「すずめ踊り」の大勢の踊り子で
 被災地を勇気ずけてほしいものだ。
 日本三景の松島は、島々で防波堤になり、政宗の菩提寺
 瑞巌寺は土塀の壁の崩落などがあったが、波も寺院の前
 までとまった。国宝級の庫裏屋で避難者を受け入れて
 一時避難所とした。朝鮮から持ち帰った臥龍梅はその
 紅白の梅を咲かせている。
 4月中旬から観光遊覧船も運航するので、是非、いつもと
 かわらぬ松島へおいで下さい。是非そのとき、遊覧船隣の
 観覧亭に立ち寄り、抹茶を飲みながら、松島の風景をご
 堪能ください。お待ちしています。

★海での収容遺体の引渡しが難航している。
  東京都石原知事は、宮城県にきて、東京都、神奈川県など
 の火葬場の被災地への開放を約束した。
 仙台市の遺体安置所はグランディ利府(サッカーwカップの
 仙台競技場会場の隣接地)であるが、海上で発見された
 遺体の収容場所を、どちらの市町村になるのかで90遺体
 が放置されている。海上保安庁、警察署、自治体とも
 よく話をすりあわせ、いがみあっている場合ではない。
 国が超法規的に土葬も許可したように 早急に措置法を発
 すべきだ。
 福島原発の浪江町、双葉町、大熊町の海岸部の遺体収容
 もどうするか、人間の尊厳の問題に関することだ。
 又、外国人への埋葬方法など宗教的な配慮も行うなど、
 一時の猶予もない。
 政府、厚生労働省は結論を急げ。

★雇用対策を全国の支援を。
 「アイリスオーヤマ」では被災地の人々から通常採用100人
 と、30人ほど特別枠で採用すると発表した。
 新潟市の菓子会社も、特別枠で10人の雇用をするとした。
 新卒もそうであるが、水産加工会社従業員への就職支援が
 急務だ。就職して始めて生活再建ができるのであるから。
 失業保険の給付優遇策も必要であるが、働き盛りが被害者
 になったので、経済的には一家の大黒柱がいなくなったのだ。
 是非、一家の主の就職先支援がほしいのだ。
 国が一時的に、復旧支援の仕事を作り、地元人が働ける場
 として、さらに地元に金が落ちる仕組みを作ることが必要だ。
 戦後の復旧時と似ているシステムでもいいが。

★学校の復旧が急務だ。
 学校は避難所になっている場所あるが、子供によい環境を
 早く提供すること大切だ。
 岩手県、宮城県、福島県の公立小中高155校が自校で授業
 再開できなくなっている。
 原発事故で避難している子供は、東京都などへの編入など
 で6日には入学式を向かえている。
 仙台市でも4月末の入学式を目指して学校の復旧をしている
 が、学校の建物への破損が49校が酷く、他校での授業再開
 を考えている中学校だけで15校ほどある。
 長町中学校もその一つだ。昭和56年の改正建築基準法以前
 の建物である。因みに隣の富沢中学校は昭和60年建造で
 あるので、避難所にしていたが、震災後、仙台市建築課職員
 の見回り時に、ここの被害は微細であってよかったと話していた。
 耐震補強工事をしていなかった建物が、軒並み被害が多かった
 が、当然の結果でしょう。全国的には、学校耐震補強進捗率
 は進んでいたが(約80%)、間に合わなかった。
 なお、学校崩壊で死者がでなかったことは幸いであった。

★福島原発事故の放射線について宮城県への影響。

 放射線量は0.080マイクロシーベルトほどで、12,14日の
 水素爆発後も安定して他の地区に比較して少ない。
 東京新宿以下がずっと続いている。
 しかし、福島県川俣町、飯館村、福島市など安全ではあるよう
 であるが、高い線量値が計測されている。
 それは風向き、地形、降雨などにより放射性物質の拡散状況
 が違うからである。
 海上でも海流の流れる方向、風向き、海面と海底との温度差
 などでその値も大きく異なる。
 そして放射線は空気中に、飲料水に、牛乳に、乳製品に、
 土壌に、通常の値を大きくオーバーし、暫定基準値をオーバー
 する事態になっている、。海では 海の希釈が進み、魚の影響
 は少ないとみられていたが、暫定基準値をオーバーする事態に
 なっている。
 以上のような状態が続いているが、仙台市では、農業、
 水産物の風評被害はそれほどおきていない。
 それは県、自治体、農協、水産業界からの、野菜類、魚介類
 など、それらの測定値の発表に慎重で、遅いために、放射性
 物質測定値の発表の早かった福島産、茨城産、栃木産に
 メディアが集中して風評被害が広まったのとは逆な道を歩ん
 でいる結果になった。
 放射性物質拡散予測シュミレーションからも春先は放射線量
 の降下は少ないだろが、夏に向けて、南風、暖流の北上と
 ともに、宮城県、仙台湾での放射線量の増加が予測でき、
 その対策を十分にとるようにしなければならない。

★仙台市の建物への被害は少なく、経済活動の中心部での
 影響は微細である。
 しかし、若林区、宮城野区の海岸部の破滅的被害の実態
 解明も進まず、死者、行方不明者の数や遺体確認者は
 半分にも過ぎない。
 3月12日の翌日の朝に海岸部には約300人のでき死体
 が打つあがっていた頃と同じで、海岸部は瓦礫のままだ。
 宮城県の他の市町村と違い土葬はまだ行っていない。
 青葉区の葛岡霊園を想定しているようであるが、
 泉区の仙台市公共いずみ霊園は、50,000基区画がある。
 一区画70万円ほどである。
 人間の尊厳からすばやい対応が求められる。

★4月7日、仙台港に定期航路の「ホンダ」の自動車運搬船

 「さやま2」 が震災後、初めて入港した。

 明日は、「トヨタ」「スズキ」「ニッサン」の自動車運搬船が

 入港予定である。

 経済活動が再開されて元気がでる。

★全国的には避難所に避難ししている人は3日現在
 約16万人強である。宮城県の避難所生活者は6万人ほど
で自宅で避難生活をしている人々も2万人を下らない。
 学校避難所生活も、学校再開の4月28日までは退避を
 迫られている場所もある。仮設住宅建設も急ピッチで
進んでいるが、入居は4月末で1000戸が精一杯である。
また、2万戸の仮設住宅建設と入居が完了するのは
12月頃までかかる予定である。2年間の期限だが、
5年間ほどまでの延長がなされるであろう。
一戸当たり建設費用は275万円の住宅だ。
県営住宅、市町村住宅、雇用促住宅など、宮城県で入居
可能な住宅は8,000戸あるということだ。
早く住宅入居者数を確認し、民間住宅の借り入れを視野に
いれて、仮設住宅の数を決定しべきだ。つまり、2年間で
275万円の住宅であれば、月12万円、戸の費用が
かかるので、宮城県での賃貸費用は2DKは5万円で
あることを考えれば、仙台市などの都市部では、民間
賃貸アパートの補助金でまかなったほうが効率がよい。
直ぐに入居可能である民間賃貸補助利用など、、仮設
住宅建設に関して再考すべきである。
 さらに、避難所で音楽で元気になろうとのイベント開催
も盛んになっている。青葉城恋歌のさとう宗之さんも
山元中学校の音楽イベントに参加している。
さらに仙台市、石巻市の合唱団が避難所に希望の声を
届けている。とても明るくなり、楽しい試みだ。
 避難所に入らないで、自宅で避難している人々を支援
する物資運搬のバイク便が活躍している。沿岸部の狭い
場所でも、山道でもパンクをいとわず、走っている。
東京、横浜からの手弁当のボランティアグループだ。
若い、頭が下がる。

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