入社式 トップ訓示
入社式 トップ訓示。
入社式でのトップ訓示は、時代を反映する。相次ぐ円高や原油高騰による景気の厳しさを強調したものが多かった。2007年の好業績時とは違って、景気の減速感がはっきりしてきたからであろう。一方、民営化や合併などで新たな船出となった企業では、積極性を求める訓示が目立った。
今年の訓示のキーワードは「逆境」「おごるな」「おくするな」である。私の入社式は4月1日で会場東京都体育館での「新産業人を集う会」各企業からの3万人であった。時代が違うか。IHIの会長、有田社長の訓示があった。後にM資金や白い巨塔のキムタク役で同じように銃で自殺した田宮次郎さん、あさおかめぐみさんがアトラクションで祝ってくれた。
★三菱重工業:大宮英明社長:「技術は決してだませない。手を抜くと必ずほころびがで る。若さあふれる情熱でものづくりを」
★三菱東京UFJ銀行:永易克典頭取:「一隅を照らすという言葉を贈る。社会や経済を明るく照らし出す人材を」
★東芝:西田厚聡社長:「パスツールの言葉。幸福は準備された心を持っている人間にだけ訪れるように、努力した人が実を結ぶという事実を思い起こしてほしい」
★日興コーディアルグループ:ダグラス・ターソン社長:「新しいことを学ぼうとする姿勢や自信のないことを自ら進んでやろうという姿勢を持って」
★日本航空:西松遥社長:「経済のグローバル化でビジネスマンの移動が増え、ビジネスチャンスは限りなく広がっている。JALの素晴しい未来を作ってほしい」
★日本郵政グループ:西川善文社長:「国の機関であったがゆえに現場からの自由な発想に乏しい。おくすることなく意見を出し、行動に移してほしい」
★新日本製鉄:宗岡正二社長:「一度立ち止まっても足元を見つめ、進むべき方向を再確認しなければならない」
★野村HD:渡部社長:「本社の陣容をスリム化する。現場を手厚くする。足利銀行を地銀の経営モデルを示したい。海外展開で巻き返しを図る。」
★宮崎県:東国原知事:「自由に考えてもらいたい。失敗を気にするな。」新人、反応なし。つい、知事が自信を失うからと、お願いした側近。
★トヨタ自動車:渡辺社長:「おごるもの久しからず。変革はちゅうちょした瞬間に、企業としての存続すら危うくなる」と油断を戒めた。なお、宮城県には良報であるが、エンジン新工場を宮城県大衡村、仙台北部中核工業団地内に建設する。新進出のセントラル自動車や岩手県北上市の関東自動車へのエンジンを供給するため。地震の震災の被害の拡散低減のために九州に次ぎ三番目の工場である。
ゆっくりと上司を、会社を、社会を、世界を見ること。新産業人よ、すばらしい人生を歩んでほしい。
/ 種を蒔く/ 明日に世界が終ろふと /
/ ペンギンの空を飛びゆく/ 星月夜/
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